トニセンとして何かやりたい! 「喫茶二十世紀」をオープンする元V6メンバー3人の心意気
しかし、これは自分たちのファンサービスの意味では、よく考えられている。メンバー3人が懐かしいと思うことは、あの時代のファンたちも当然、年齢を重ねて同じ感覚を持っているはず。いや、僕だって昔の喫茶店はよかったなぁと感じるのだから、そういう思いで来店するファンは楽しいだろう。
彼らの店だからメンバーの昔の写真やVTR、グッズ類などを自由に見られるコーナーもあるかもしれない。3人の誰かが時間が空いている時に姿を見せることもあるはず。サプライズで来店すれば、居合わせた客はSNSや口コミで紹介する。となると、「もしかしたら会えるかも……」と幅広い客層も期待できそうだ。
店のデザイン、内装は昭和レトロで、メニューにはナポリタン、卵サンド、ソーダなどの当時からあったものが並ぶそうだ。坂本は10年以上もテレビ番組の料理コーナーを担当していたので、本人がキッチンに立って腕をふるうかもしれない。長野も調理師免許を持っていて、野菜ソムリエでもある。
僕は彼らに会いたいというわけではないのだが、そんな大人の店でゆっくりとクリームソーダを楽しみたいと本気で思っている。