TBS日曜劇場「VIVANT」ノベライズ本出版でフジ系列が棚ぼた!視聴率右肩上がりで爆売れの期待も
20日放送の第6話が世帯視聴率14.3%と過去最高を記録した、堺雅人(49)主演のTBS日曜劇場「VIVANT」。TVerのお気に入り登録も163.5万人まで達し、原作をもとにしたノベライズ本も30日に発売が予定されているが、早速予約が殺到している。
阿部寛(59)、二階堂ふみ(28)、役所広司(67)、松坂桃李(34)、二宮和也(40)と豪華キャストが脇を固め、長期のモンゴルロケを敢行するなど、1話あたりの制作費が1億円とも2億円とも言われ、3000~4000万円が相場とされる民放ドラマではかつてないスケール。ネットフリックスなどの海外資本に押され気味の日本のドラマだが、TBSがようやく本気を出したと言われている。だが、序盤は視聴率が振るわなかった。
「多額の制作費を投じた上に、『半沢直樹』シリーズや『下町ロケット』シリーズを手掛けた同局の福澤克雄氏が演出を担当。いやでも期待値が上がりましたが、1話、2話の(世帯)視聴率が11.5%と11.9%とやや肩透かしを食らった印象。事前にキャストやストーリーを告知していなかったこと、やや難解なストーリーについていけない視聴者がいるなど、当初、TBS局内ではVIVANTの失敗を指摘する声も上がっていました」(ドラマ制作関係者)