フジ「突然ですが占ってもいいですか?」ゴールデン進出のウラ…安ギャラ、占い好き、“世相不安”の表れ

公開日: 更新日:

「突然ですが占ってもいいですか?」(フジテレビ系)が10月からゴールデン枠に変更されることが8月28日、発表された。

永山絢斗の逮捕を的中

 同番組は2020年4月に水曜22時でスタートし、今回、火曜20時に昇格。凄腕占い師たちが芸能人を占い、番組中で、占い師の星ひとみが俳優永山絢斗(34)に「心配なのが女運。選ぶ女の人によっては、逮捕される。裁判の星が入っている。危険。来年、出会う女の子も、紹介される女の子もダメ!」と的中させたことでも話題になった。

 細木数子(21年死去=享年83)の「ズバリ言うわよ!」(TBS系)が放送されていたのは04年から08年。時を同じくして江原啓之(58)の「オーラの泉」(テレビ朝日系)が05年から09年に放送。経済や政情が不安になると占い番組の需要が高まるともいわれている。元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏がこう解説する。

「政情が複雑化してくるとコメンテーターも断言できず、切れ味が悪くなる。そんな中で、ズバッと断言してくれる人は占い師だけなんです。占い師は素人でトークがうまく、芸能人と違いギャラも安く抑えられる。占い師側も出演すれば宣伝になるので、ウィンウィンの関係が築けます。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ