ジャニーズ“お取り潰し”…藤島ジュリー景子社長の不名誉に亡き父・泰輔氏は何を思う?

公開日: 更新日:

 泰輔氏は学習院大を出て新聞記者になった翌年には作家デビューを果たした。「ヘソまがり太平記」シリーズ、ポール・ボネ名義で書いた「不思議の国ニッポン」シリーズなどでも知られる。

 競馬好きでも有名で3~8歳(当時)まで活躍し、無事是名馬と言われたランニングフリーの馬主だった。日経賞とAJCCのGⅡを2連勝、88年春天皇賞では2着の成績を残した。

 泰輔氏には一度だけお目にかかったことがあった。晩年の著作「馬主の愉しみ ランニングフリーと私」(91年)の出版記念パーティーの席だった。実業界、馬主らと思われる出席者が集い、駆け出しの記者には場違いな雰囲気に気後れした記憶がある。そんな華麗なる一族も義弟・ジャニー氏の性加害スキャンダルで吹っ飛んだ。

 一族では数少ない藤島を名乗るジュリー氏の不名誉に、父・泰輔氏は何を思うだろうか。

(峯田淳/日刊ゲンダイ)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に