競馬タレント天童なこさん 初めて買った馬券が12年有馬記念のルーラーシップ。複勝が当たった!
競馬タレント 天童なこさん(31歳)
競馬番組やブログでの馬券予想が注目の競馬タレントの天童なこさん。競馬好きから、競馬を仕事にしようと決めた“その瞬間”は20歳のときの有馬記念だった。競馬歴10年の集大成として馬券の買い方も教えてくれた。暮れの有馬記念の注目馬は?
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競馬好きになったのは2つ上の兄が中学生の頃に「競馬の騎手になる!」と宣言したことがきっかけです。ゲームセンターの競馬のコインゲームをやって「ジョッキーになれば儲かる」と思ったらしく(笑)。
JRAのジョッキーになるための学校を目指してトレーニング、乗馬、減量まで頑張ったのですが、入学する時点で身長と体重のバランスで引っかかり、断念しました。両親の体重も聞かれて将来的に厳しいと言われたようで。
■兄の影響で18歳から2年間競馬を猛勉強
兄の影響で私も競馬番組を見始めたのですが、その時がディープインパクトが3冠をとった2005年でした。見た瞬間、強さに圧倒され、一気にのめり込み、毎週競馬中継を見るように。ディープインパクトを見なかったら競馬タレントにならなかったかもしれないくらい。
その後、父に地元の名古屋競馬場や中京競馬場に連れていってもらうようになり、好きになった馬がダイワスカーレット。中京2歳ステークスで勝った瞬間を生で見て、美人で超強い姿に一気にファンになりました。
もちろんその頃は馬券を買えない年齢なのでディープインパクトやダイワスカーレットなど名馬の一ファンだったんです。
「20歳になったらすぐ馬券を買おう!」と決め、誕生日が12月なので初めて買った馬券が12年の有馬記念。ルーラーシップの単勝、複勝に託しました。
でも、出遅れちゃって「ダメじゃん!」とガクッときていたら驚異の追い上げで3着に。初の馬券がとれた瞬間でした。これが私の人生には大きかったかもしれません。
実は「競馬タレントになろう」と18歳から2年間は猛勉強を積み、20歳で競馬に詳しいキャラで出ようとしていたんです。だから、最初のレースから一応とれたのは自信になりました。
その後、少しずつ競馬番組の仕事が増えてきてうれしいです。
最近の思い出の馬券というと、派手なレースではないのですが、今年の新潟記念。重賞の新潟記念と小倉2歳ステークスの2つとも万馬券を的中できて、盆と正月がいっぺんにきたみたいで! ノッキングポイントは新潟記念で重賞初制覇、3連単が高配当!
他にもブログに載せた新馬戦の3、4レースの予想も的中でき、個人的に神がかった日でした。
競馬歴10年の集大成と同時にターニングポイントの瞬間でもあったんです。それまでは調教データを出して分析して馬券を決めるタイプでした。
元々理系だからデータ分析は好きで。馬を見て判断するのが未熟だったから、過去の調教データに頼っていたんです。