70代高齢芸能人の満身創痍ぶり 和田アキ子は立って歌えず、神田正輝は番組5週連続欠席
■娘を突然失った喪失感
芸能人の衰えといえば、和田と同じ年の俳優、神田正輝(73)が長年MCを務めるテレビ朝日系「朝だ!生です旅サラダ」を11月18日から5週連続で欠席。以前からやつれた様子が指摘されていただけに、突然姿を消した神田に多くの視聴者からは心配の声が上がっている。
「神田の場合は体の衰えだけでなく、21年の年末に娘の沙也加さんを亡くした喪失感も大きいと言われています。ゴルフにスキーと活動的なスポーツマンの印象が強いので、余計に心配になります」(前出・芸能ライター)
ある番組制作会社スタッフはこう話す。
「若者にも人気の高田純次にも衰えが指摘されています。すでに76歳で自ら後期高齢者を名乗っていますが、今年8年目のレギュラー番組『じゅん散歩』の収録でエレベーターがないあるビルを訪れた際、階段で上に歩いて昇れないという話になったようで、それを聞いて適当男といわれた高田さんも老いに直面しているのかと一抹の寂しさを感じました。平日毎日放送されているので、散歩も楽じゃないと言ったところでしょうか」
かつては芸能人も高齢になるとひっそりと露出を減らしていき、余生を穏やかに暮らすケースが少なくなかった。需要が途切れないからか、売れっ子たちはいまだ老体にムチを打って自らと闘いながら活動を続けている。