松本人志活動休止でお笑い勢力図が激変か…想起される2011年「島田紳助の引退劇」

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 松本サイドは松本の性加害疑惑を報じた週刊文春との司法対決に注力するとされる。それが仮に5年もの長期になるとすると、その間、空位になる芸能界でのポジションはどうなっていくのか。

「コンプライアンス重視が求められる中、裁判の結果いかんにかかわらず、松本さんの地位が危うくなっているのは確かでしょう」と、大手代理店出身の広告プロデューサーはこう言う。

「昨年はジャニー喜多川氏による連続性加害事件で、世間はそうした蛮行が横行していた芸能界への不信感を募らせました。今回の松本さんの疑惑では、芸能界やメディアが同じような性加害騒動に向き合い、どう変わったかが問われる試金石のようにみられているのではないでしょうか」

 性加害の現場になった高級ホテルのスイートルームへ女性をアテンドしたと報じられた、お笑いコンビ「スピードワゴン」の小沢一敬(50)に対し、NHKが小沢が司会のEテレ番組の放送を見合わせたのも、世間の目を気にしてのものだろう。となると、松本が裁判で完全シロになろうと、「お帰りなさい」と松本を出迎え、ポジションを復活させるTV番組があるか疑問符がつく。

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