フジ「イット!」と青井実アナは大ダメージ…大谷翔平に全面謝罪でも視聴率ダウン止まらず
ところが、出禁になったわけでもないのに、フジは大慌てで謝罪した。好感度抜群、圧倒的人気の大谷とギクシャクしていると、局として致命的なイメージダウンになるからだ。大谷の話題を取り上げるだけで視聴率が3%跳ね上がるといわれているぐらいだから、逆に大谷に嫌われている番組なんてことになったらマイナスは計り知れない。視聴率が急落するだけでなく、大谷をCMに起用している企業もいい顔をしないだろう。
■謝罪の効果はあったのか
では、謝罪の効果はあったのか。もともと「イット!」は夕方の情報番組競争でドン尻もいいところだが、大谷コーナーが始まっても上向く様子はない。ある日の毎分世帯視聴率を見ると、大谷コーナーの5分間に「イット!」は2.2%から1.8%にダウンし、「news every.」(日テレ系)と「Nスタ」(TBS系)は4.3%から4.6%にアップした。失地回復どころか、ライバル番組に食われてしまっているのだ。「news every.」も大谷の新居を報道して抗議を受けたのだが、こちらは表向き謝罪していない。