著者のコラム一覧
室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

石丸伸二さんについて、あたしの頭の整理がついたので、述べさせてもらう。

公開日: 更新日:

 そう答えてもいいんだよ。でも、多くの女は、それはしない。優しいからだ。

 石丸さんが女、子どもに容赦しないっていうんなら、うちら女もあなたという男に容赦しなくていいってことになっちゃうよ。

 石丸さんの発言は、『自分イケてる前提』ってのがわかる。で、それができるのは、まわりにいる女らが優しいから、その設定に付き合ってやってるだけかもしれん。

 正直にいう。わてはまったくタイプじゃない。ごめんやして。

 とはいっても、この発言一つで鬼の首を取ったように「ミソジニー、社会から消えろ」と糾弾するのも違うと感じる。

 そして、このように、性に絡めて誰かの話をするのも、じつは今はご法度となっている。

 まったくもって、窮屈ですわい。

 男も女も、お互いに優しくした方がいいじゃん。性の小話くらいしてもいいじゃん。

 プライドの高そうな男に邪険にされ、笑って嫌味で「あんた、下手そう」くらいいってもいいじゃん。ね、ね、ね!

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  2. 2

    ヒロド歩美アナ「報ステ」起用で波紋…テレ朝とABCテレビの間に吹き始めた“すきま風”

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    日本ハム水谷瞬プロ入り時のコーチが明かす覚醒のカギ「(当時)フライはまともに捕れず、バットにも…」

  5. 5

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  1. 6

    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

  2. 7

    夏休み到来! 我が子をテレビやゲーム、YouTube漬けにしない「割と簡単にできる方法」

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

  5. 10

    「ブラタモリ」抜擢の桑子真帆アナ “金髪チャラ系”の大学時代