加橋かつみさんが憧れたストーンズ「サティスファクション」はザ・タイガースの原点でもある

公開日: 更新日:

 ストーンズの中で一番好きだったのはブライアン・ジョーンズです。早くに死んじゃいましたけどね(69年)。ストーンズのコンサートはショーアップするようになり、エンターテインメントしていきます。でも、ブライアンは客に媚びないというか、自然のまんま、ニコリともしなかった。それがよかった。

■タイガースは5人の足し算じゃなく掛け算だった

 ストーンズを生では見たことはないです。人気が出てだいぶたってからですが、NHKでライブのフィルムを見せてもらったことがあります。映像として見たのはそれが初めて。その時にブライアンはかっこいいなと思いました。このバンドは普通じゃないな、とも。

 もっとも、ブライアンがいなくなったら、急にストーンズに興味がなくなっちゃってね。

 その後、衝撃を受けたのはロンドンで見たジミ・ヘンドリックス。あれはすごかった。ビックリして腰が抜けそうになりました。

 ──タイガースの結成は67年、「僕のマリー」でデビューした。ボーカルとして歌った「花の首飾り」や「君だけに愛を」などが次々にヒット。加橋さんは69年に脱退、グループは71年に解散した(その後、2回再結成)。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末