嵐・二宮和也 “世渡り上手”の原点…ジャニーズ性加害問題などどこ吹く風で絶好調
「二宮さんは、もともと非常に冷静で客観的な視点を持っているんです。常に自分や他者の立ち位置を見極めている。また、自他のプロデュース能力にも長けていて、2021年には、『ジャにのちゃんねる』(現よにのちゃんねる)というYouTube番組を立ち上げています。グループの垣根を越え、メンバーの選出も彼が主導で立ち上げたもので、ネットに消極的だった当時のジャニーズとしても異例のことだったんですよ。またかつてNHKの番組で、“あなたのターニングポイントはどこですか?”と問われた際も、自分の主演映画や番組ではなく、松本潤さんがブレークした『花より男子』と答えていました。松潤のブレークでグループも自分にも弾みがついた、と。さらにメンバーの中では、各メンバーの個性が引き立つよう、自分が前に出たり引いたり、バランスを保っていたことがうかがえます。そうした絶妙なバランス感覚があるんですね」
そうした客観的視点とバランス感覚が、性加害問題が大きく報じられた直後の昨年10月に当時のSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)からのいち早い独立につながったのか。スポーツ紙芸能担当記者はこう話す。