「連続クイズ ホールドオン!」でクイズ番組の奥深さを実感!今はMCから回答する側に
担当したのはニュースや情報番組が多かったが、2012年には初めてクイズ番組のMCに。クイズ作家とクイズマニアの奥の深さを知ったという。
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「連続クイズ ホールドオン!」は平日お昼の横帯でした(※12~14年、山口智充と隔週でMCを担当)。
当時、一般の方が参加されるクイズ番組は、かなり少なかったですね。
クイズ番組に初めて本格的に携わり、問題を作る「クイズ作家」の重要性に驚きました。そもそもクイズ作家という職種があることを知らなかったですから。みなさん大学時代からクイズ研究会に所属していたり、とにかくクイズ好きというかマニアなんです。
私は問題を読む仕事ですが、クイズ作家たちは読まれるクイズを作るためにすごい量を考えています。100問作って採用されるのは2、3問というケースもあるほど。
採用できそうな問題に関して、歴史クイズなら「この本にこんな記述があった」だけでは弱い。例えば、大政奉還した徳川慶喜のずっと先の子孫の方に会いに行って取材して記述の裏をとる。これが本当に大変。クイズは「正解!」とはっきり言える裏取りが大事ですから、ものすごく手間がかかっているんです。