お笑いバラエティーの頂点は千鳥・大悟に もう松本人志の復帰場所はどこにもなし
ハナから勝算のない裁判を起こし、挙げ句に取り下げるという醜態をさらした松本人志は、テレビ復帰ももくろみ違いとなりそうである。“不在中”に代打で番組MCを務めているタレントらの続投を求めるスポンサーが多く、松本が帰ってくることに迷惑顔なのだという。
「酒を飲んで、乱痴気騒ぎをしての性加害ですから、『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)のスポンサーのサントリーやアサヒビールなどは顔も見たくないでしょう。子ども向けのお菓子や飲料、女性向け商品、自動車などのメーカーも、イメージ最悪の松本さんはもうカンベンで、『番組に出すなら提供しない』と言われかねません。復帰待望論? まったくありませんよ」(広告代理店営業マン)
それはそうだろう。性被害案件を多く扱っている弁護士は、「訴えを取り下げ、女性たちに謝罪もどきのことをしても、性加害がなかったことにはなりません。むしろ、週刊文春の記事は真実だったということなので、常識的には芸能界引退でしょう」と指摘する。
ただ、夏ごろから松本周辺は「裁判をやめたら出演OKですか?」とテレビ局側に打診していたというから、今後、復帰させる番組も出てきそうだ。しかし、「視聴率のために性加害を見て見ぬふりとは、ジャニー喜多川の時と同じじゃないか」と批判されるのは必至。局内のコンプライアンス審査も通るかどうか。いまは代打でつないでいる番組も、早晩、打ち切りが検討されるだろう。打ち切られたら、松本をメインにした新番組はもう難しいから、やはり引退しかない。島田紳助もそうだった。