松井愛莉主演「子宮恋愛」の女性蔑視に視聴者ドン引き…原作改悪によぎる「セクシー田中さん」の悲劇
■「セクシー田中さん」と重なる制作会社と演出家
「原作では、モラハラの夫に尊重されず、子供が欲しいのにレスが続いているという不倫に至る過程がしっかりと描かれていますが、ドラマではそういった描写も少なく、全体的に説明不足な印象です。あとは、不倫相手も原作のような夫のモラハラで悩む主人公の理解者ではなく、いきなり既婚者に同意もなくキスをする“性欲にまみれた、ただのヤバい人”というような残念な描写になっており、作中人物の中で共感できる人がいないということも、ドラマとしては致命的だと言わざるを得ないでしょう」(ドラマ制作関係者)
原作の、生理や子宮があることにより嫌でも自分が女であることの業を感じてしまうというニュアンスから、ドラマでは子宮=性欲で相手を好きになるというようなニュアンスの描写に変化しており、その描写自体が、女性を馬鹿にしている女性蔑視と感じてしまう人もいるようだ。
さらに、今作の原作改変に対し、視聴者からの厳しい目が向けられているのには、もう一つ理由がある。