「なぜバウムクーヘン?」「なんで高崎で?」元ジャンポケ斉藤慎二被告の販売会の謎に迫る
もうひとつ、バウムクーヘンはデコレーションが一切なされていないため、臨時販売にありがちな雑な保管にも耐えられる点で選ばれがちなんだとか。
では、残る疑問の「高崎市」は? 前出の週刊誌記者がさらにこう続ける。
「お金がダブついている地方都市の有力者にとって、芸能人を呼んでのお菓子の販売会はバカ売れするので、ちょうどいい“投資対象”なんです。実際、斉藤被告もバカ売れしましたからね。なぜ斉藤被告なのか? それは当然と言っては失礼かもしれませんが、現在、被告の身で仕事がないからでしょう。利害が一致したという事情プラス、恐らく今回の販売会を思い立った地元の有力者が『斉藤被告のみそぎになれば』といった思いを持った“心ある人”だった可能性も考えられます」
裁判が今後どうなるかは全く見通せないが、捨てる神あれば拾う神あり。斉藤被告は世の中からまだまだ見放されていないということか。
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「お菓子販売」の裏には、さまざまな力が働いているのかもしれない。関連記事【もっと読む】何者かが無断でクリームパン訪問販売…「八天堂」も被害か? 状況は「清水屋」に酷似…では、お菓子販売の闇の深さについて伝えている。