“薬物克服”のお墨付きを得たピエール瀧被告の今後の活動は
6月5日の初公判で瀧被告は「相方(石野卓球)が主導権を握っていますが、音楽を作る部分はこれからもやっていこうと思います」と語っている。
■主治医からは「薬物克服」のお墨付き
現在瀧被告は、薬物依存治療を専門とする国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦医師の更生プログラムに参加している。松本氏は「軽度で依存症には該当しない」「薬物をやめられる可能性が高い」と証人尋問で証言。いわば薬物を克服できると医師のお墨付きを与えられているワケだ。瀧被告の今後について芸能ジャーナリストの城下尊之氏はこう語る。
「執行猶予中は一切仕事をしてはいけないというわけではありませんが、ドラマやバラエティーなど、テレビでの活動は難しいでしょう。撮影済みだった『麻雀放浪記2020』は逮捕後に公開されましたが、映画出演も現実的には難しい。ただしライブなど音楽活動はできるので、そちらを中心に活動していくのではないでしょうか」
瀧被告はすでに事務所からは契約解除となっている。事件で発生した数億円に上るとみられる違約金の支払いのため、治療を続けながらも日銭を稼がなくてはいけない事情はあるはずだ。