「悪者は宮迫」認定で…吉本が図る“闇営業”騒動の幕引き

公開日: 更新日:

関西の重鎮は苦言

 さらに関西の重鎮、タレントの上沼恵美子(64)は、4日放送の「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)で、宮迫に苦言を呈した。

 上沼は一緒に謝罪会見したロンブーの田村亮に関しては「うなだれて、反省して、やつれていた」と話したが、宮迫については「元気だった」と指摘。さらに「食べていけない若手をかばう兄貴として正義感に燃えたのかもしれんけど、“若手は食べていけない”という流れに舵を切った。悪い見本を見せてしまった」と非難。騒動が吉本の企業体質の問題に広がったことを嘆き、騒動の発端はあくまで宮迫の闇営業問題にあることを再認識させるかのような発言をした。

「吉本にとって一番の気掛かりは、反社会的勢力との付き合いが会社ぐるみだったのではないかという疑惑です。“あくまで悪者は宮迫”として、騒動が収束してくれることを望んでいるはずで、宮迫がボランティアを通じて“みそぎ”をする姿が報じられることは歓迎でしょう。しかし今後、もし和解して宮迫が吉本復帰、または明石家さんまの個人事務所に移り、一時的にテレビに復帰したとしても、宮迫の仕事は減っていくでしょう」(芸能リポーター)

 吉本は宮迫にすべてをかぶせて騒動の幕引きを図っているようだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 7

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  3. 8

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  4. 9

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  5. 10

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 4

    広末涼子は免許証不所持で事故?→看護師暴行で芸能活動自粛…そのときW不倫騒動の鳥羽周作氏は

  5. 5

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  1. 6

    【い】井上忠夫(いのうえ・ただお)

  2. 7

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  3. 8

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  4. 9

    大阪万博は開幕直前でも課題山積なのに危機感ゼロ!「赤字は心配ない」豪語に漂う超楽観主義

  5. 10

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育