「午前0時の森」セクハラ発言問題の根底は、テレビ局が「アウト」の境界が分からないこと
3月20日放送の「午前0時の森」(日本テレビ系)にゲスト出演した、元プロレスラーの前田日明氏(63)の度重なるセクハラ発言が猛批判を浴びている。番組の企画は前田氏が「グラドル好きとして、グラドルの魅力を熱弁する」という内容で、前田氏は「ケツがこんなに大きい女の子が流行ってきてるんですけど…なんかもう、牛かカバみたいでね」「女の子は人によっては、毎日毎日(SNSで水着姿を)出してるじゃないですか」「『生理直前の一番(胸が)張ってるな』とか『生理終わったばっか』とか体型の変化が分かる」などと、品性に欠ける発言を連発した。さらに、「ホッテントット」というアフリカの一部の地域の方々への差別表現」も使ったことで番組公式サイトで謝罪する事態にまで発展した。
前田氏の時代錯誤の発言に対し、ネットでは<気持ち悪すぎる><確実にBPO案件>という当然の批判や、<元々こういうセクハラキャラでやってた人をわざわざ地上波のテレビに出す方が悪い><実際まだこういうノリが飲み会とかでは面白いってされてるからな>という声も散見された。
■尖ったことをしたいテレビマン