前田日明氏のセクハラ差別発言で浮き彫り…深夜番組でも“配慮のない過激さ”は許されない
<女性の身体的特徴に関する発言、性的な発言などにより、視聴者の皆様に不快な思いをさせてしまったことを深くお詫び申し上げます。その際に、出演者が『ホッテントット』というアフリカの一部の地域の方々への差別表現を使いました。関係者の皆様、視聴者の皆様に重ねてお詫び申し上げます>
「月曜から夜ふかし」の後番組として、4月11日から放送開始予定の“超実験的生バラエティー”「午前0時の森」(日本テレビ系)。3月21日のパイロット放送で、早くも“放送事故”が起こった。その日のMCとして登場した元プロレスラーの前田日明氏(63)が、番組内で“女性蔑視”“人種差別”発言をしたと問題になった件だ。
番組は、その日のMC1組と、MCからのどんなリクエストも受け止めるスーパーアシスタント2人によって繰り広げられるというもの。21日の放送では、無類のグラビアアイドル好きで知られる前田氏のトークを、劇団ひとり(45)と関ジャニ∞の村上信五(40)の2人がアシスタントとして受ける役に徹していた。だが、前田氏の“暴走トーク”が炎上してしまっただけで話が片付けられてしまい、結局、日テレ側が冒頭のように謝罪する結果となった。