元ジャニーズJr.倉田順一さんも苦悶告発…芸能界と市販薬オーバードーズの闇

ジャニー喜多川氏死去を伝える街頭ビジョン（Ｃ）日刊ゲンダイ

　市販薬などを過剰摂取する「オーバードーズ（OD）」と芸能界。若い世代を中心に蔓延し、社会問題となっている事案は、タレントらも無関係ではないようだ。

　元ジャニーズJr.の倉田順一氏（56）もODに苦しんでいたひとり。ジャニー喜多川氏による連続性加害で、30回以上もの被害を訴えながら、旧ジャニーズ事務所（現スマイルアップ）から「所属確認が取れない」などとされてきた。性加害問題に詳しいマスコミ関係者が言う。

「倉田氏はジャニー被害者による『当事者の会』元代表で、同じ元Jr.の平本淳也氏らとアイドルグループSHADOWなどで活躍。元フォーリーブスの北公次さんとともに性加害を36年前から実名告発してきたことで有名です。ジャニー氏および旧ジャニーズ事務所に人生を狂わされたといって過言ではない、被害者のひとりですね」

■喜多川氏の「鬼畜の所業」で人生が狂わされ…

　連続性加害に苦しめられながらも、それに屈せずに告発を続ける。東山紀之スマイルアップ社長も言う「鬼畜の所業」を世に知らしめる活動を続けているが、その反動も相当だったようだ。芸能リポーターの平野早苗さんが言う。