真夏のゴルフで厳守! 命を失わないための「プレー5カ条」
これは全国、2400カ所のゴルフ場の見解でもあるようだ。
末廣氏は「仲間のなかから不安な声が上がったときは棄権します。落雷を受けたら大変ですし、なにかの拍子に転んでケガでもしたら、シニアは回復するのに時間がかかりますからね」。
日本医師会認定健康スポーツ医でもある「世田谷井上病院」(東京都世田谷区)の井上毅一理事長が言う。
「私の病院にも真夏、近くのゴルフ場から、吐血した人が救急車で搬送されてきたケースがありました。真夏のゴルフで一番気をつけたいのは『熱中症』ですね。猛暑日、とにかく水分をよく補給しませんと脳、心臓などの血流が悪くなり、心臓病や脳梗塞などを起こしてしまいます。十分に気をつけてください」
ゴルフはプレー中の突然死が最も多いスポーツだ。そのことを忘れてはいけない。