老けない太らないと大ブーム「ココナツオイル」効果的摂り方
ココナツオイルに含まれる中鎖脂肪酸の主成分はラウリン酸だ。これがさまざまな感染因子から免疫系を保護する性質を持っている。母乳にも高濃度に含まれている抗菌物質で、免疫力をアップさせるという。
「ラウリン酸などの脂肪酸は、細菌の細胞膜に直接作用して菌を破壊してくれます。真菌類や、カンジダ菌、クラミジア菌、ピロリ菌、ヘルペスウイルスなどへの感染を防ぎ、慢性疲労症候群の治療にも有効です」
水の代わりにココナツオイルを口に含み、15分程度うがいをするだけで、虫歯、歯周病、歯肉炎といった口内の病気を予防できるうえ、関節炎、片頭痛、アレルギー症状を改善する効果もあるという。
■食べても肌に塗っても効果
「抗酸化作用」も高い。人間は酸素を取り込んでエネルギーを作る際に活性酸素を作る。活性酸素は細胞をさびつかせ、生活習慣病や老化を促進するが、中鎖脂肪酸は、その活性酸素を除去したり抑制する酵素の働きを活発にするという研究が発表されている。
「もともとココナツオイルは酸化しにくく、活性酸素の生成も起きづらい。食べても肌に塗っても効果があります」