いますぐ糖尿病予防を始めるなら「減塩」を習慣化すべし

公開日: 更新日:

「一番最初の目標にしていただきたい。それによって血管への負荷が減ります。減量するためには食生活改善と運動が必要ですが、食を全般的に改善するのはなかなか難しく、運動だけでは減量しにくい。そこで、実際に出来ていそうで出来ていない減塩に取り組むのが効果的なのです」

■無意識の行動を見直す

 加齢は動脈硬化の大きな要因だが、それに反して加齢によって味覚が落ちるので、どうしても塩分量が増える。

「だから思い切った減塩が必要です。減塩すると体全体のむくみが軽減し、3日ほどで1~2キロ落ちます。減塩で自然と食べる量も減るケースが多いです」

 一口食べておいしいと思うような外食メニューは、極力避ける。「濃い味=おいしい」だからだ。味覚は習慣。最初は「味がしない」と思う薄味でも、習慣化すれば、その味が「普通」になる。減塩では、無意識の行動を見直すといい。焼き魚や漬物に条件反射で醤油をかける、冷ややっこにたっぷり醤油をかける、など。

 体重を意識するのも大事。坂本医師は、自身の経験も踏まえ、目立つ位置に体重計を置くことを提案している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議