著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

連休中は食べ過ぎ注意 データで判明「祝日と体重」の関係

公開日: 更新日:

「たまには気分転換でもするか」――。普段は食費を抑えていても、祝日に外食する人も多いことと思います。連休ともなると、一時的に生活が不規則になり、食事量が増えてしまう人もいるかもしれません。

 実際、お正月休みなどは、ついつい食べ過ぎてしまいます。世界規模で見てみると、祝日は国ごとに異なりますが、共通するのは好きな食べ物の食事量が増加することだそうです。「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」という世界的に有名な医学誌に、祝日と体重の関係を検討した論文が2016年9月22日付で掲載されています。

 この検討では、12年8月1日~13年7月31日の1年間において、米国、ドイツ、日本の3つの国から、2924人の体重変化データを解析しています。対象となったのはアメリカ人(1781人、平均42.4歳、女性34%、24%が肥満者)、ドイツ人(760人、平均42.9歳、女性34%、19%が肥満者)、日本人(383人、平均41.6歳、女性26%、11%が肥満者)でした。代表的な祝日として「クリスマス」の他、米国の「感謝祭」、日本の「ゴールデンウイーク」などが検討されています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”