【しもやけ】市販薬で様子を見るのは3~4日まで

公開日: 更新日:

 しもやけは放置してひどくなると、水疱が生じたり、それが破れてただれたりする。発症が疑われたら末梢の血行不良を良くすることが重要になる。

 とりあえず、市販薬を使ってみる。毛細血管を拡張する働きがあるビタミンEの内服薬を飲んだり、患部にはビタミンE配合のクリームを塗る。

 皮膚の腫れやかゆみが強いようなら、ステロイド外用薬を塗るといいという。

 何より外出する際は、しもやけができやすい部位はしっかり防寒して、なるべく濡らさないことが大切だ。

「市販薬を使って3~4日しても改善しないようなら受診した方がいい。しもやけとよく似た皮膚症状が出る膠原(こうげん)病の一種『全身性エリテマトーデス』という病気の可能性もあるからです。内臓などにも多彩な症状が出ますが、皮膚症状では一般の人はしもやけと見分けがつきません」

 しもやけ対策として「冷・温水に交互に手や足をひたす方法」が取り上げられることがあるが、これはしもやけができた後にやっても、ほとんど意味がないという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大阪万博会場の孤島「夢洲」で水のトラブル続出の必然…トイレ故障も虫大量発生も原因は同じ

  2. 2

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  3. 3

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  4. 4

    趣里の結婚で揺れる水谷ファミリーと「希代のワル」と対峙した梅宮ファミリー…当時と現在の決定的な違い

  5. 5

    中国企業が発表した「ナトリウムイオン電池」の威力…リチウムイオン電池に代わる新たな選択肢に

  1. 6

    永野芽郁「かくかくしかじか」"強行突破"で慌しい動き…フジCM中止も《東村アキコ役は適役》との声が

  2. 7

    永野芽郁と田中圭は文春砲第2弾も“全否定”で降参せず…後を絶たない「LINE流出」は身内から?

  3. 8

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった

  4. 9

    水谷豊に“忖度”?NHK『BE:FIRST』特集放送に批判…民放も事務所も三山凌輝を“処分”できない事情

  5. 10

    頭が痛いのは水谷豊だけじゃない…三山凌輝スキャンダルで間宮祥太朗「イグナイト」“爆死”へ加速危機