田中角栄は東京逓信 著名人たちはどんな病院を好んだのか

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 サッカー協会も慈恵と関係が深く、Jリーグの医学委員や日本代表に医師として帯同したりする。他院に先駆けてスポーツ障害を診察してきた関東労災病院(川崎市)や横浜労災病院(横浜市)も、プロスポーツ選手にとってはなじみの病院である。

 昔は、わけのわからない整体師やマッサージ師に入れ込む選手も多かったが、さすがに最近は減ったそうだ。「ヒジならこの人」「ヒザならあの人」と、ちゃんとした専門医にかかるようになった。非科学的な治療が入り込む余地はなくなっている。

 もっとも今も昔もスポーツ選手にはやんちゃなタイプが多く、「トラブルを処理してくれるような医者に対するニーズはあります。こっそりと遊び相手との間にできた子供の中絶を頼む不届き者もいますからね」(スポーツ界関係者)。こればかりは一般患者も通う大病院には頼みにくいだろう。

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