著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

ホルモン補充療法で対応困難…閉経前の更年期症状にピル

公開日: 更新日:

 閉経前のエストロゲン量が緩やかに減少すれば体も順応しやすいでしょうが、人によってはエストロゲン量が激しくアップダウンをしながら減少していきます。

 すると、HRTでは対応しきれず、症状が一時的に顕著に出る場合がある。しかしピルなら、女性ホルモン量がHRTより多いので、更年期症状を抑えられる可能性があります。

 もし、閉経前の更年期症状でHRTをしても症状が時折出る場合や、避妊効果も期待したい場合は、ピルも選択肢の一つ。ピルは女性ホルモン量が多いので、閉経に向かう時に起きる月経の不規則な周期や、HRTでは症状がなかなか回避できない強い症状に対し、適用があるかもしれません。

 また、すでにピルを飲んでいる人は、切り替え時期を医師に相談しましょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」