自発的に勉強する子を育てるのに「やってはいけない」こと

公開日: 更新日:

■ネガティブなことはスルー

 ほかにも、親が外出中に雨が降り、子どもが洗濯物を取り入れたが、まだ濡れているうえに床にじか置きにしている場合なら、「お母さんが帰る前に取り入れてくれてありがとう」「お母さん、助かるわ」と褒める。「濡れている」「床にじか置き」はスルーする。

 算数の宿題を子どもが終えたが、たった2問しかない。そんな場合は、「さすがだね、早くできたね」。漢字の書き写しの宿題で、出だしはきれいな文字だが、中盤から急いでやったために文字が汚い場合も、「ここの漢字、すごくきれいに書けているね」。

「以前、私の講座に出席されたお母さんは、口を開けば文句ばかり。しかし、褒めるようになってから、子どもが“お母さんと一緒にいると楽しい”と思うようになって勉強をするようになり、社会科のテストが1桁から70点にまで上がったそうです」(道地氏)

 ネガティブなことはスルーして、明確に、肯定的に褒める……。これは、子どもだけではなく、さまざまな場面で使えそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 2

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  3. 3

    佐々木朗希“大幅減速”球速160キロに届かない謎解き…米スカウトはある「変化」を指摘

  4. 4

    ヤクルト村上宗隆 復帰初戦で故障再発は“人災”か…「あれ」が誘発させた可能性

  5. 5

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  1. 6

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  2. 7

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 8

    「皐月賞」あなたはもう当たっている! みんな大好き“サイン馬券”をマジメに大考察

  4. 9

    ヤクルト村上宗隆「メジャー430億円契約報道」の笑止…せいぜい「5分の1程度」と専門家

  5. 10

    常勝PL学園を築いた中村監督の野球理論は衝撃的だった…グラブのはめ方まで徹底して甲子園勝率.853