血糖コントロールが悪い人は脱水傾向 こまめな水分補給を
まずは、1~2カ月の血糖コントロールを示すHbA1c(ヘモグロビンA1c)を低下させる生活習慣を心掛けることです。HbA1cが高い場合、脱水傾向にあることが多いので、水分をこまめに取りましょう。この時、コーヒーや紅茶、お茶ではなく、水の方がいいです。もし、お茶を飲むなら、可能であれば利尿作用がないカフェインフリーのものを選んでください。
急激な血糖低下は低血糖を起こすことがあるので、食事を取るタイミングにも注意が必要です。糖質は完全に食べないようにするのもダメですが、一度にたくさん取るのも血糖値の急上昇・急低下を招きやすくするので避けてください。
■深呼吸しながら運動すると免疫力が高まる
次に、免疫力をベターな状態で維持すること。十分な睡眠、適度な休憩、偏らない食生活、気分転換が役立ちます。免疫力は「○○○をしたからすぐ上がる」というものではありません。日頃から意識することで、その人にとってベターな状態を保てるのです。
ビジネスパーソンにとって、常に十分な睡眠、適度な休憩を取るのは困難なことでしょう。どれかひとつできないことがあっても、免疫力を下げることがいくつも重ならないようにしてください。夜、ベッドに横になって眠る時間がどうしても短くなってしまうなら、電車の移動時間、昼食時間など細切れな時間を利用して、仮眠を取ったり、目を閉じて脳や体を休めるという手もあります。