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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

胃がんは内視鏡とX線 企業と自治体の検診 使い分けのヒント

公開日: 更新日:

 今春は、新型コロナウイルスによる自粛ムードが検診現場にも広がり、春の検診を延期した人が珍しくありません。そこに、自治体のがん検診の通知が届いたという人もいます。企業検診にがん検診のメニューも含まれると、自治体検診との兼ね合いに悩むかもしれません。

 ①従来通り会社の企業検診を受けて、自治体のがん検診は受けない②とりあえず自治体のがん検診を受けて、会社の企業検診を待つ。そんなパターンがあるでしょう。そこで今回は、考え方のコツをご紹介します。

 まず胃がんについて。自治体の胃がん検診は、40歳以上は1年に1回X線のバリウム検査で、50歳以上は2年に1回X線か内視鏡を選択することができます。

 ですから、49歳以下で会社もX線なら継続性という意味で会社で受診すればいい。50歳以上は、会社で受けていない方の検査を自治体検診で受けるのがベター。

 胃がん検診は内視鏡が基本ですが、難治性のスキルス性はX線の方が発見しやすい。会社で内視鏡を受けている人も、2、3年に1回は自治体検診を利用してX線検査を受けることです。

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