コンビニ食で健康を保つ知恵 栄養の三大要素の表示で選択
しかし、毎日の昼食である。例え手作り弁当であっても好きなものだけを食べ続けていたら、偏った食生活になり、栄養のバランスを失い、結果的には肥満や、糖尿病や高血圧症など、健康を害してしまいかねない。
いまのコンビニ弁当は栄養士とタッグを組んで栄養バランスを考えている。ただし、人ごとに必要な栄養素にはばらつきがあるので、そのことを考えて選ぶ必要がある。
たかが弁当1食とあなどることなく、健康管理は、日々食べ物の積み重ねが重要だというのだ。
「栄誉の知識を持つといっても、難しいことではありません。最低でも、栄養の三大要素である『炭水化物』、『蛋白質』、それに『植物繊維』の摂取バランスを考えながら弁当を選択してほしいです」(蓮井氏)
■読み取る知識を養う
では、どのような栄養知識が必要なのか? まずは、エネルギー源である「炭水化物」は、ご飯、パン、麺類、イモ類に多く含まれており、「蛋白質」は肉類、魚、卵、乳製品。胃腸を快適にする「植物繊維」は野菜、果物、海藻類であることは知っておきたい。