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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

体内時計を動かしづらい炭水化物を含むカボチャは夕飯向き

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 カボチャをさらに甘く食べるためには、ゆっくり加熱するとでんぷんが糖質に変わりやすくなります。ただ、甘味が少なくてもいいからできるだけ血糖値を上昇させたくないなという場合は、電子レンジで短時間加熱するのがよいでしょう。

 カボチャに含まれるβカロテンは目の神経伝達物質に変化する、免疫力アップに役立つといわれています。油と一緒に摂取すると吸収率が高まるので、加熱してマヨネーズと和えてサラダにしたり、天ぷらなどの調理法が効果的です。

 皮には実の約2倍のβカロテンや抗酸化物質であるポリフェノールが豊富に含まれています。ワタは甘味が一番強い部分なので、あまり取り過ぎずに一緒に煮るのが◎。

 種には体内で合成できない不飽和脂肪酸やビタミン、ミネラル類が豊富です。フライパンでカリカリになるまで炒(い)り、塩コショウで味を調えれば、おつまみにもなります。

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