死が迫ったとき、「信仰」は本当に恐怖を和らげているのか
お寺、神社、教会などは、宗教を真に信じていなくとも、ひとつの安らぎになっているのは確かなようにも思います。しかし死の直前になったとき、本当に恐怖を和らげているのか。信仰のない私には、それ以上は分かりません。
日本人のアンケート調査では、多くの方が「仏教的無宗教」と回答しています。日本の文化として信仰のあつい方が少ない現状で、宗教なしで死の恐怖を乗り越える術を探す――。そんな探求を私はまだ続けています。