ゴーヤーのワタとタネは捨てると損!おいしく栄養価も抜群

公開日: 更新日:

 夏野菜の代表格であるゴーヤー。免疫力を高め、抗酸化作用に優れるビタミンCが豊富に含まれている。しかも、前回紹介したピーマンと同様、加熱に強く、油で炒めても損失がほとんどない。

 好みが分かれるゴーヤーの独特の苦味は「モモルデシン」や「チャランチン」という成分によるもの。インスリンの分泌を促し、血糖値を下げる働きがあるといわれている。塩や砂糖でゴーヤーを揉んで苦味を抑える調理法もあるが、健康効果を高めるなら、苦味はそのままで食べた方がいいかもしれない。

 ところで皆さん、ゴーヤーを調理するときはワタやタネは捨てる派? 取っておく派?

 知人の管理栄養士に聞いたところによると、ワタやタネは緑の果肉部分より栄養が豊富なのだとか。前述のビタミンCは果肉の3倍以上で、汗で流れやすいカリウムやカルシウムなどのミネラルも多い。そして何より見逃せないのは、「おいしい」ということ。加熱するとワタはフワフワとろり軟らかい食感で、タネはカリッと香ばしいとか。

 管理栄養士のお勧め調理法はワタ&タネの素揚げ。少量の油できつね色になるまで揚げ、軽く塩をふって食べれば、ビールが進んで仕方ないらしい。

「ワタとタネをスープに入れてもいい。ゴーヤーチャンプルーなどでもワタもタネも取らずに、そのままでOK」と管理栄養士。次回からはゴーヤーは丸ごとで!

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末