ユニバーサルデザインに聴覚障害者への配慮も加わり始めた
面白い試みとしては、JR上野駅では、駅のホームに流れるアナウンスや電車の音などを文字や手話に変換しディスプレーに表示する「エキマトペ」という実証実験もされています。ホームで聞こえる環境音を「ガタンゴトン」「プシュー」といった擬音語にして視覚的に表現。「リアルタイムの音が見られてうれしい」と評判も上々のようです。
またコンビニのローソンでは、耳の不自由な人も安心して買い物ができるよう、全店のレジに「レジ袋購入します」「温めてください」と書かれたイラストを設置。指さしすることで、意思表示ができるようになりました。
コロナ禍で店員がマスクをつけるようになり、口元を見て話を理解しづらくなった、聴覚障害を抱える女性社員の提案だといいます。
このように聴覚障害の理解がより深まり、少しでも聴覚障害への理解が今後も深まることを期待しています。