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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

肥満症の特効薬は睡眠時無呼吸症候群も治す…発売元の製薬会社が発表

公開日: 更新日:

 肥満症の特効薬「ゼップバウンド」が、睡眠時無呼吸症候群の症状も軽減すると、発売元のイーライリリー社が発表し、大きなニュースになっています。

 睡眠時無呼吸症候群は、中等度では少なくとも1時間に15回呼吸が停止します。そのため十分な睡眠をとるのが難しく、高血圧心臓病糖尿病脳卒中認知症などのリスクが高まると考えられています。治療法としては、CPAPと呼ばれる装置で、睡眠中に鼻からチューブで空気を送り込むのが一般的です。

 アメリカでは2000万人もの人が、睡眠時無呼吸症候群に悩んでいると推定されています。しかし多くが症状に気づいていないことも、大きな問題になっています。

 イーライリリー社は今回、CPAPを使用していた肥満症または太り過ぎの200人に対して治験を行いました。その結果薬を投与された患者は、呼吸が止まる回数が1時間当たり平均27.4回減少。それに対しプラシーボのグループでの減少は、わずか4.8回にとどまりました。

 関係者が驚いたのはこの劇的な効果だけではありません。

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