ところが、骨転移も含めてどこに転移があるか分からないこともあり、全身治療である抗がん剤治療が選択されることがあるのも事実。一部の抗がん剤は供給が需要に追いつかず、生産中止になっています。
そんな中、PSMA-PETが注目されています。前立腺がんや転移がんを見つけるのに優れた画像診断装置で、欧米ではすでに普及。日本では保険が利かず、利用できる施設は限られますが、従来の画像装置では見つけられなかった転移も見つかり、迅速な放射線治療が可能になります。つらい抗がん剤を回避できます。前立腺がんは9人に1人がかかりますから、覚えておいて損はないでしょう。