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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

ウイルスが原因ではない肝臓がん…リスク判定検査と減酒の効果

公開日: 更新日:

 軽度、中等度、重度の純アルコール量はそれぞれ1日15グラム、15~29.9グラム、30グラム以上です。純アルコール量は、お酒の量(ミリリットル)×アルコール度数×0.8で計算できますから、350ミリリットルの缶ビールなら14グラム。それで測ると、軽度は1本とちょっと、中等度は2本くらいで、重度はそれ以上になります。

 お酒好きの人が缶ビール1本にとどめるのは大変だと思いますが、休肝日を設けたり、一時的に節酒したりして、飲酒量を減らす工夫は必要だと思います。

【連載】Dr.中川 がんサバイバーの知恵

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