70代後半になり初めての腰の不調…しびれて動くのがつらい
現在は肝臓がんも患われているということで、なるべく体力を消耗する手術は避けたいとのお考えのようでした。
MRI診断をした結果、主病名は「脊柱管狭窄症」、副病名は、椎間板が石灰化しそのクッション性を失う「椎間板変性症」。セルゲル法では椎間板が本来もつ弾性を取り戻せることから、3カ所に実施しました。
この方の場合は長く座ってから立ち上がる動作に難があるのですが、座るたびに足裏や足先がまだしびれながらも、それでも車の運転時間が15分ほど延びたといいます。座ってから立ち上がる動作に関しては、日にちを重ねるごとに改善されていったようで、数カ月後にはしびれ以外の症状は全て消えご本人も喜ばれていました。
ただご本人は毎日ストレッチや1万2000歩歩行をしているのですが、足のくるぶしから下の血流が悪く、とても冷えているとのこと。血流改善の食事、歩行やストレッチを継続して行うようにご案内させていただきました。
それから10カ月ぐらいたったころ、奥さまが運転する車に乗る時、腰をひねり、ぎっくり腰も初めて経験され、整形外科で治療を受けるようになっているとのことですが、依然としてくるぶしの下の、特に右足のしびれがあり、時にスリッパが脱げても気が付かない時があるほどとか。