ペンだこが痛い…治療したほうがいいのか セルフケアの方法は?

公開日: 更新日:

 ペンを握る時間が長く、指にペンが強く押し付けられると、親指や中指の第1関節に「ペンだこ」ができます。

 指の同じ場所に一定期間、摩擦が生じることで、ペンから皮膚に衝撃を受けますが、それによって指が痛くならないよう、皮膚を硬くして骨を守ろうとする防御反応のひとつです。

 たこができて硬くなった皮膚は「角質」と呼ばれます。通常は、セルフケアで処置できますが、ペンを握っただけで指が痛みを感じたり、イボができてしまった場合、皮膚科で治療が必要になります。

 セルフケアであれば、最初にペンだこと周囲の皮膚をぬるま湯につけて角質をふやかします。皮膚が軟らかくなったら、軽石や爪やすり、ハンドタオルで角質をこすり落とします。セルフケアで爪切りやカッターナイフなどを使うと、皮膚を傷つける場合があるので、お勧めしません。角質を落とした後は、ハンドクリームを塗ってしっかり保湿しましょう。

 また、削るのではなく、患部に市販薬のサリチル酸含有テープ(スピール膏)を貼って、角質を軟らかくして様子を見る方法もあります。ただし、糖尿病や血行不良の方は、使用前に医師に相談してください。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造