著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

米シカゴ開催の民主党全国大会で…中絶と体外授精に新たなスポットライトが当たる

公開日: 更新日:

 まずルイジアナの女性が、明らかな流産で大量に出血しているのに、医師に中絶を拒否され、病院をたらいまわしにされた経験を語りました。続いて12歳で継父に強姦され妊娠、中絶できないことへの恐怖を感じたという女性の話には、数万人の聴衆が息を飲みました。

 また体外受精に関しても、アラバマ州での禁止を受けて、トランプ氏当選の場合の全米での制限の可能性が懸念されています。この日登壇したインフルエンサーのナベラ・ヌアーさんは、自らの体外受精体験を語ると共に、体外受精を支持するハリス氏へ投票の重要性を訴えました。

 中絶も体外受精も、単に産む産まないの問題ではありません。女性が自分の体に関する選択ができるか否かの人権問題であり、命に関わる医療の問題でもあります。そのため女性は圧倒的にハリス氏を支持しており、男性に強いトランプ氏との間で歴史的なギャップも生まれています。

【連載】ニューヨークからお届けします。

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