米シカゴ開催の民主党全国大会で…中絶と体外授精に新たなスポットライトが当たる
まずルイジアナの女性が、明らかな流産で大量に出血しているのに、医師に中絶を拒否され、病院をたらいまわしにされた経験を語りました。続いて12歳で継父に強姦され妊娠、中絶できないことへの恐怖を感じたという女性の話には、数万人の聴衆が息を飲みました。
また体外受精に関しても、アラバマ州での禁止を受けて、トランプ氏当選の場合の全米での制限の可能性が懸念されています。この日登壇したインフルエンサーのナベラ・ヌアーさんは、自らの体外受精体験を語ると共に、体外受精を支持するハリス氏へ投票の重要性を訴えました。
中絶も体外受精も、単に産む産まないの問題ではありません。女性が自分の体に関する選択ができるか否かの人権問題であり、命に関わる医療の問題でもあります。そのため女性は圧倒的にハリス氏を支持しており、男性に強いトランプ氏との間で歴史的なギャップも生まれています。