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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

トランプ氏の認知能力に強い懸念…討論会での発言に精神医学の権威が“赤信号”

公開日: 更新日:

 11月に迫った大統領選の討論会が開かれました。ハリス副大統領とトランプ前大統領の舌戦はあらゆる側面から分析・報道されていますが、ある著名な精神医学者がトランプ氏の認知能力に強い懸念を示す記事を発表し、話題になっています。

 記事を掲載したのは、長い歴史と権威を誇る総合雑誌「アトランティック」です。著者のリチャード・A・フリードマン氏は、ワイル・コーネル医科大学の臨床精神医学の教授で、多くの医学誌にも寄稿するメンタルヘルスの権威でもあります。

 フリードマン氏は、この90分間の討論会は、候補者の認知能力を評価するには格好の材料であるとし、「トランプ氏のパフォーマンスについて、メンタルヘルス専門家であれば、非常に心配するだろう」とコメントしています。

 そして、「自分はどちらの候補者にも会ったことはないし、診察したこともないため、特定の医学的診断を下しているわけではない」と断った上で、候補者の語彙力、論理的一貫性、質問に答える能力に特に注目して討論を見ると、2人からは対照的な傾向が見られたといいます。

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