コロナの「再感染」「再々感染」が続出しているワケ…やはり、風邪と区別がつきにくい
コロナワクチンの全額公費による接種は、今年3月31日で終了した。「無料のうちに」と3月に“駆け込み接種”した人は、半年が過ぎる。自治体によって時期は異なるが、秋冬には「65歳以上」「心臓、腎臓または呼吸器の機能に障害があるなど条件に該当する60~64歳」を対象に定期接種が始まる。ここで使われるワクチンは、現在流行株に対応したものなので、接種を検討するのもいいかもしれない。
■コロナ感染後の後遺症について
厚労省研究班は成人感染者の11.7~23.4%に症状が見られ、小児より割合が2~4倍高かったと公表した。ワクチン接種をした人は、成人・小児ともに未接種者より後遺症が出た割合が低かった。米国の公的な統計では、過去にコロナに感染した成人の10%が現在も後遺症があるとされている。