【米ぬか玄米カイロ】気持ち良いと感じる温かさが持続

公開日: 更新日:

ソーシャルプロダクツ・アワード2024

 いまや日本を代表する米の銘柄として世界的にも知られるコシヒカリ。そのふるさとである新潟県で、米ぬかと玄米を使った「米ぬか玄米カイロ」の製造販売を手掛けるのが「accos」だ。

「もともとウェブデザイナーの仕事をしていた時に、インドネシア人の夫と結婚して5年間日本を離れていたんですけど、家族で日本に帰ってみたら、パティシエだった双子の妹が結婚を機に仕事を辞めて靴下や帽子みたいなベビー小物を縫製加工する会社を立ち上げていたんです」(商品開発を担当する行方理智子さん)

 ただ、会社といっても、自宅で小さな子どもの面倒を見ながら、内職のようにミシンをひたむきに踏む疲れ果てた妹の姿がそこにあったという。

「直後にコロナも始まってマスクも1000枚とか2000枚とか作るようになっていて、見ててすごく大変そうだなって思っていたら、一緒にやろうって誘われたのがきっかけです。子どもたちのために頑張る気持ちは私も一緒ですし、それに父が3年前にがんで亡くなってるんですけど、井戸を掘る会社をしていて、常々家業は継がなくてもいいから、自分がやりたいことをやってみろって言っていた言葉も背中を押してくれました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中日・井上新監督が抱える「中田翔」というジレンマ…復活に期待も世代交代の障害になりかねない

  2. 2

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  3. 3

    佐々木麟太郎の注目度・待遇はメジャー級 “大谷の母校の監督の息子”で試合運営側が忖度も?

  4. 4

    百田尚樹代表《終わったら全部言う!》宣言 日本保守党3議席獲得で飯山陽氏との“暗闘”どうなる?

  5. 5

    自民・小泉進次郎氏は「選対委員長辞任」でさっさとトンズラ…選挙期間中の“食レポ”にも批判が殺到

  1. 6

    国民民主の躍進予想に水差す醜聞…千葉5区出馬の新人・岡野純子候補に「政治とカネ」疑惑

  2. 7

    年収5000万円もありながら“2つの病”に勝てなかったジャンポケ斉藤慎二の転落

  3. 8

    伊藤美誠がパリ五輪シングルス代表絶望で号泣…中国も恐れた「大魔王」はなぜ転落したのか

  4. 9

    共産党は“裏金スクープ連発”で自民惨敗させるも議席減…強まる《政党名変えたら?》に党の見解は

  5. 10

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」