糖尿病患者は「骨折」に注意する…命に関わる合併症のひとつ

公開日: 更新日:

「骨密度は50歳を過ぎると急激に低下していきます。50歳を越えたら自分の骨の状態をチェックすることが大切です」

 検査は整形外科で受けられるほか、女性は市区町村の骨粗しょう症検診を受ける手もある。なお、骨密度が標準の70%未満の人や、背骨や足の付け根の骨折歴がある人など骨折リスクの高い人は骨粗しょう症と診断され投薬治療の対象となる。

「予防はカルシウム、ビタミンD、ビタミンKが豊富な食事と、運動習慣が基本です。カルシウムが豊富な食材は牛乳、チーズ、小魚、小松菜、アーモンドなど。ビタミンDはサンマやイワシ、サケなどの魚類や、シイタケなどのキノコ類、ビタミンKは納豆に多く含まれています」

 転倒は筋力の低下が要因であることが多く、低栄養と運動不足が関係している。1日3食しっかり食べて、必要なエネルギーとタンパク質を取ることが大切だ。

「骨は負荷がかかるほど骨を作る細胞が活発になります。ウオーキングや階段の上り下りを日常生活に取り入れるといいでしょう。ウオーキングなどの運動を週3回以上、半年以上続けることで転倒リスクを2割減らしたとの報告もあります」

 骨折はその部位によっては命にかかわる。大腿骨近位部骨折の30日死亡率は2.9~10.8%、1年死亡率は2.6~33%との報告もある。

 糖尿病の人は、骨折は糖尿病の重大合併症であることを自覚し、早めにその対策に取り組むべきだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    大谷の今季投手復帰に暗雲か…ドジャース指揮官が本音ポロリ「我々は彼がDHしかできなくてもいい球団」

  3. 3

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  4. 4

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  5. 5

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  1. 6

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  2. 7

    フジテレビ「中居正広氏に巨額賠償請求」あるか? 「守秘義務解除拒否」でウソ露呈

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    Kōki,『女神降臨』大苦戦も“演技”は好評! 静香ママの戦略ミスは「女優でデビューさせなかった」こと

  5. 10

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ