【烏龍茶】高い利尿作用で体内の余分な痰湿を排出し脂質異常症を改善
痰飲タイプはえてして、食べ過ぎ、飲み過ぎの傾向があります。消化できなかった栄養物が体内で老廃物となることで、余分な水ばかりか脂肪分も溜め込みがち。よって肥満気味だったり、糖尿病になりやすい体質でもあります。また、むくみやすく、軟便、下痢、めまい、身体が重だるいといった不調も見られます。
改善のためには水分や脂肪の排泄を促し、痰湿を取り除く食材を取り入れることがポイントになります。
おすすめは烏龍茶。その効能は「化痰」「利尿解毒」。高い利尿作用で体内の余分な痰湿を排出し、老廃物を追い出す高い効果があるのです。またよく知られているように、脂肪燃焼作用があって肥満改善にも役立ちます。さらに、精神を安定させる働きも兼ね備えています。
烏龍茶の脂質異常症改善効果を高めるには、同じく痰湿を取り除く働きのある緑豆もやし、緑豆春雨や海藻類も併せて取り入れるとよいでしょう。
■烏龍茶高齢薬膳レシピ
鶏肉と緑豆もやしの烏龍茶煮