豪雨や台風で注目も 大地震で「とにかく避難所へ」なぜNG

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 避難所生活や車中泊だと、あまり動かず、足の静脈に血栓ができやすくなる。それが、何かのキッカケではがれて、肺の血管を詰まらせると、最悪の場合、命を落とす。いわゆるエコノミークラス症候群で、避難所生活を続けると、それが起こりやすいことが分かっている。

 災害の状況は毎回違う。台風の接近や上陸が予想されているときなどは、予防的に避難勧告が出されることはある。そういうケースは、勧告に従って避難した方がいいという。

「予防的に避難所で身を守るケースでは、避難するまで多少、時間的なゆとりがあります。持病の薬やお薬手帳、保険証、携帯電話とその充電器など身の回りのものを持っていくといい。水や毛布、食料は配布されることが多い。自分で用意しなければいけない身の回りのものを非常用持ち出し袋に入れて持って行くのです」(山村氏)

 万が一、避難するときは、“お客さん”ではなく、掃除や物資の配分などを手伝って役割分担することが大切だという。

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