著者のコラム一覧
中川健一峠研究家

1948年、東京生まれ。峠研究家。国学院大学法学部卒。建築・土木資材メーカー「岡部」㈱入社後、1級建築士などの国家資格を取得。08年から峠巡りを始め、10年間で全国2954峠を踏破し、「全国2954峠を歩く」(内外出版社)を上梓。8月に3000峠越えを達成した。

鉄道や7本ものトンネルが通る“傷だらけ”の山梨・笹子峠

公開日: 更新日:
笹子隧道(左)と現在の国道20号(提供写真)

 笹子峠は、山梨県の大月市と甲州市の境に位置し、標高は1096メートル。中央自動車道の渋滞情報でよく耳にする、笹子トンネルが通る峠と言えばお分かりでしょう。今回は、この笹子峠の“傷だらけの人生”について、お話しします。

■江戸時代は甲州街道の難所

 もともと、笹子峠は… 

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