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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

悠仁さまに筑付高の同級生も声をかけられない! 通学中は私服警官が張りつく厳戒態勢

公開日: 更新日:

■戸田漕艇場に悠仁さまの姿はなく…

 筑付での学園生活にもだいぶ慣れてきたと伝えられる悠仁さま。その試金石となるはずだった行事が4月16日に開かれた。ボートレース「付属対開成」である。1920年から続く開成高校との定期戦で、学校間の対抗戦ではもっとも歴史が古い。昨年までの成績は46勝46敗とまったく五分だった。なぜ、悠仁さまにとっての試金石かといえば、このレースで新入生は応援に駆り出されるからだ。一丸になって声を張り上げ、チームに勢いをつけるのである。

 だが、会場の戸田漕艇場(埼玉県戸田市)に悠仁さまの姿はなかった。コロナ禍のせいで、昨年に続き、新入生による応援は自粛することになったのである。筑付OBは「もし参加していれば、悠仁さまの愛校心も一気に高まったのに」と残念がる。なお、レース結果は0.25秒の僅差で筑付の勝利だった。

 警備体制の違和感はともかく、生徒たちは浮足立つことなく、校内は平静さを取り戻している。今後は悠仁さまが学校行事に積極的に参加されているニュースを期待したい。

(取材・文=田中幾太郎/ジャーナリスト・「名門校の真実」の著者)

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