“エッフェル姉さん”松川るい氏はクビじゃないの? 自民党女性局長「今さら辞任」のワケ

公開日: 更新日:

 トラブル続出のマイナンバーカードや、再エネ疑獄もあいまって、内閣支持率は前月比4ポイント減の33%に沈んだ。3カ月連続の下落で、岸田政権発足以降最低だった2022年12月の31%が目前だ。

「騒動の火種をつくった上、居直って大炎上させたのは松川本人。進退について意思を差し挟めるような状況ではなかった。茂木幹事長が切ったんです。来月の人事で幹事長留任を狙っているものの、雲行きが怪しくなっているので、点数稼ぎでスパッとやったようです」(官邸事情通)

 きのう夕方、官邸詰めの記者団の前に現れた岸田首相は「先ほど、萩生田政調会長に物価高対策の第1弾としてガソリンをはじめとする燃料油価格対策について緊急に検討を行い、月内に方向性を提案するように指示した」と表明。来月末に期限切れを迎えるガソリン補助金の延長、燃料油以外も加えた経済対策を来月中に策定するとブチ上げた。

「幹事長にしろ、政調会長にしろ、続投は成果次第だというプレッシャーを与えているようです」(前出の事情通)

 支持率下落の要因になっている松川議員を更迭し、さらにガソリン高騰を抑えようとしているのだろうが、弥縫策では政権浮揚は遠い。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」